サラダで野菜を食べることがサステナブルな未来につながるってご存じでしたか?
そんな身近な食卓にあるサステナビリティについて一緒に学んで、取り組んでいきましょう。
野菜や果物などは肉類に比べて、相対的にカーボンフットプリントが低いと試算されています。食卓にサラダを取り入れることで、サステナブルで健康的な食生活を心がけましょう。
※CFP(カーボンフットプリント)とは、Carbon Footprint of Productsの略称で、商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算して、商品やサービスに分かりやすく表示する仕組みです。
地元でつくられる食物は、新鮮なだけでなく、運搬によって発生するCO2の削減にもつながるので、環境にもやさしい食生活に。ぜひ、お住いの地域のご当地食材を使ってサラダをつくってみましょう。
野菜は旬の時期に味がおいしいだけではなく、含まれる栄養素もグッと増えます。また旬の食材を食べること(旬産旬消)は、生産・輸送・保存にかかるエネルギーを低く抑えることにもつながります。
出典:
環境省「サステナブルで健康な食生活の提案 https://www.env.go.jp/content/900442196.pdf
CFPプログラム https://www.cfp-japan.jp/about/
キャベツの芯やブロッコリーの茎など、捨ててしまいがちな部分も工夫次第でおいしくいただくことができます。栄養面、おいしさ、食感などさまざまな面で魅力がいっぱいです。
▶野菜の意外な食べ方レタスの外葉は中葉よりも食物繊維を多く含みます。(約1.5倍の不溶性食物繊維)
ブロッコリーの茎はつぼみの約1.5倍よく噛む食材です。
また、よく噛むことで食感や香り、食材本来の味を感じ、よりおいしさを楽しむことができます。
キャベツの芯は葉に比べて、甘みを感じるアミノ酸「アラニン」や、甘み強度の高い糖質「スクロース」が多く含まれています。加熱するとさらに甘みが感じられるようになります。
サラダを一皿追加するだけで、一日の野菜摂取目標量を達成できます。
1日当たりの野菜摂取量の目標は350g。約70gの野菜が足りていません。
70gの野菜というと、トマトでは約1/2個、キャベツは葉にして約1枚!決して難しい量ではありません。食卓にサラダを1皿追加して野菜不足を解消しましょう!
出典:厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査」より
いつもの食事にサラダを一品加えることで、ビタミン、ミネラルといった不足しがちな栄養素の補填になるだけでなく、食事全体の噛む回数アップにもつながります。
標準的な食事におけるメニューごとの噛む回数
キユーピー調べ:
平均的咀嚼回数を有する12名のパネルの平均値【材料と重量】
サラダ:キャベツ(せん切り)50g、コーン20g、ブロッコリー(茹で)30g、ミニトマト20g、ドレッシング15g
ハンバーグ:ハンバーグ150g
ごはん:白米ご飯150g
みそ汁:豆腐30g、わかめ5g、みそ5g、だし汁100g
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