<コンテナで栽培>
ミニトマト
用意するもの
- ●ミニトマトの苗 2ポット
- ●追肥(液肥がおすすめ)
- ●大きめのコンテナ
- ●鉢底石
- ●鉢底ネット
- ●野菜用の土
- ●支柱 (苗の成長に合わせた長さ)
育てはじめる時期:3〜4月
育てる前の下準備
できるだけ地植えに近い状態で育てるのが、おいしく育てるポイント。コンテナで栽培する場合は、大きいものを選び、たっぷりの土を入れて育てましょう。最近では野菜に合わせてブレンドされた土があるので、ガーデニングショップなどで相談して、必要な量を購入しましょう。また、コンテナ内の土の目詰まりを防ぎ、水はけをよくするために、鉢底石と鉢底ネットも用意します。苗は、本葉が8〜10枚あり、茎としっかりしたものを選びましょう。ミニトマトの花は同じ向きに咲くので、最初の花が咲いているものを選ぶと、植えるときの向きがわかりやすくなります。
①苗を植える
鉢穴に鉢底ネットを敷いて鉢底石を入れ、土を8〜9分目くらい入れます。株間を40〜50cmあけて、苗の根より広く浅い穴を2ヶ所掘り、穴の脇に支柱を立てておきます。ポットから苗を抜き、根を崩さないように植えます。このとき、2つの苗の花の向きがそろうように植えましょう。土を埋め戻し、根元をおさえて土と苗の根を密着させます。支柱と茎をビニールタイなどで8の字に結び(茎の成長を考えてゆるめに結ぶのがポイント)、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水をあげましょう。コンテナは花に日が当たる向きに置いておきます。
②お手入れ
葉の付け根からわき芽が出てきたら、最初の花のすぐ下のわき芽を残し、他は摘み取りって主枝との2本仕立てにします。このとき、雑菌やウィルス感染を防ぐため、ハサミを使わず手で摘み取りましょう。最初の実がなりだしたら追肥を開始。液体のものなら、5日〜1週間を目安に追肥します。
③育ってきたら
ミニトマトは放っておくとどんどんのびるので、プランター栽培の場合は、5〜6段花が付いたら、花房上の葉を2枚残して茎の生長を止めましょう。ミニトマトはアブラムシがつきやすいので、葉の裏側などをよく観察し、早めに駆除しましょう。実が青く小さいうちなら、野菜用の防虫駆除スプレーをしてもOK。実が色づきはじめたら薬が残る可能性があるのでストップしましょう。
④収穫
品種にもよりますが、苗を植えてから50〜70日くらいが収穫どきです。下のほうの実から赤く熟してくるので、完熟したものから軽く引っ張るようにして収穫しましょう。