ソースを使いこなし、シンプルな組み合わせを楽しむ!
温度帯別サンドイッチの
作り方
レシピ監修
フードコーディネーター ナガタユイさん
食品メーカーでのメニュー開発、食材専門店での商品開発、企画運営に携わった後、フードコーディネーターとして独立。サンドイッチを中心に、パンのある食卓の提案を続けている。著書に「サンドイッチの発想と組み立て」、「卵とパンの組み立て方」(いずれも誠文堂新光社)、「フレンチトーストとパン料理」(河出書房新社)等。
プレーンなパンに食材を合わせたサンドイッチは、おにぎりや丼物のような存在で、単品でも食事として成立するのが魅力です。
野菜、肉、魚介類など、なんでも組み合わせられる一方で、多くの場合、冷蔵販売が基本になります。品質保持のために冷蔵をすることが多いですが“焼きたて感”からは遠のく場合も。その点常温販売が可能なアイテムは、パンと同様のフレッシュ感をアピールできます。
品質を保ちながらおいしく組み立てるには、食材の選び方、合わせ方にコツがあります。
常温、冷蔵それぞれの特長を活かす組み立て方を探りましょう。
・ソースと食材の相性にこだわり、常温サンドイッチを作る
・野菜のフレッシュ感にこだわり、冷蔵サンドイッチを作る
POINT1: 常温販売可能な食材を選ぶ
お惣菜売り場を参考にすると、常温販売の揚げ物類は、常温で販売している場合が多く見られます。
そして冷蔵で販売されているサラダや生ものは、冷蔵販売に。販売温度も考慮し、”揚げ物”をシンプルにパンに合わせたものが常温サンドイッチの基本です。
POINT2: 常温サンドイッチはソースで味わう!
“揚げ物”は、そのものに味付けがされていますが、ソースを合わせるものが多いのではないでしょうか。
例えばトンカツもそのおいしさはもちろんのこと、ソースによって印象が変わります。サンドイッチに合わせやすい“揚げ物”の場合、ソースが味の要、味わいや組み合わせ方によって定番の“揚げ物”とパンのバランスをUPさせましょう。
POINT3: 冷蔵サンドイッチは生野菜を楽しむ!
冷蔵にすることで使える食材の幅が広がります。たっぷりの野菜を合わせるなど、揚げ物以外の畜肉加工品も広く使えます。
冷蔵のメリットを活かし、生野菜などはさめる具材の量や種類も多くなるため、具材の比率がやや高くなります。
単純にバランスが変わるだけでなく、より料理に近い、手をかけた組み合わせが楽しめます。
POINT4: キユーピー商品を上手に組み合わせる!
キユーピー商品なら、下処理もいらず、そのまま使用できるものも多いため、調理現場のオペレーション効率化にもつながります。さらに生野菜を使用できなくても、野菜を取り入れることができるため、組み合わせの幅が広がります。用途に応じて上手に使い分けましょう。
キユーピー㈱制作 ナガタユイさん監修
サンドイッチプラスより引用
2022/10/12時点