かつおのレシピ特集

かつおの旬は年2回。初夏は「初かつお」、秋は「戻りがつお」と呼ばれます。
刺身だけではなく、サラダやソテーなどさまざまなレシピで旬のかつおを楽しみましょう。
旬の“野菜(やさい)”と“魚(さかな)”で作る「やさかな」レシピはいかがですか。
簡単に作れて、野菜も魚もたっぷりと楽しめる「やさかな」レシピをご紹介します。

旬は初夏と秋

かつおの旬は初夏と秋の年二回あり、それぞれ、「初がつお」「戻りがつお」と呼ばれています。

「初がつお」はさっぱりとした味わい。
「戻りがつお」はたっぷりと脂がのっているのが特徴です。

新鮮なものを「たたき」や「刺身」で、好みでにんにく、生姜、ねぎなど薬味を添えて食べるのがおすすめです。

江戸時代には「勝つ男(かつお)」として縁起ものとされ、武士にも好んで食されていました。

また、かつおを加工した鰹節は和食にはかかせない食材として、出汁などさまざまな料理に活用されています。


選ぶポイント

まるまると太っていて、身が締まっているものや、目が澄んでいて、身が鮮やかな赤色をしているものを選ぶと良いでしょう。
また、縞模様のコントラストが見た目にくっきりと見えるものも鮮度が良いとされています。
また、切り身の場合は鮮やかな赤色のものを選びましょう。鮮度が落ちてくると、身の赤色がくすみ、褐色に変化します。


下ごしらえ

クセの強い生臭みのあるかつおは、調理方法によって生臭みを抑える方法が工夫されています。

■刺身

にんにくやしそ、おろししょうがなどの薬味を添える

■煮物

しょうがと一緒に煮る

■たたき

表面を軽くあぶる


代表的なレシピ

【和食】 刺身、煮物、揚げ物、海鮮丼など
【洋食】 カルパッチョなど
【中華】 炒めものなど

●土佐(高知県)の名物料理『かつおのたたき』をフライパンで作ってみましょう。
まず、生がつおのさくをフライパンにおさまるように半分に切っておき、強火で熱したフライパンに、 皮目を下にして10~15秒ほど焼き、焼き色をつけます。次に裏返して身のほうも軽く焼いていき、表面が全体的に白っぽく焼けてきたら、氷水につけ熱をとります。 キッチンペーパーなどで水気を拭き取り、一口大に切り、お皿に盛りつけて、たっぷりの薬味をのせたら、ポン酢しょうゆなどでいただきます。 おつまみにも、ごはんにもぴったりな、オススメのレシピです。


水産庁は、日本の水産物の消費量が長期的に減少している中、水産物の消費拡大に向けた取り組みを官民協働で推進するため、「さかな×サステナ」をコンセプトに、毎月3日から7日を「さかなの日」に制定しました。キユーピーは「さかなの日」に賛同し、家庭で簡単に作れる「やさかな」レシピをご紹介します。


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