キユーピー マヨネーズ

広がるマヨストーリー 01

マヨネーズの商品開発は、
愛され続けるために考え続けること。

2022.11.28

家庭用本部 調味料部 マヨネーズチーム

Nakamura Tomomi

子どもの頃からキユーピー マヨネーズ好き。キユーピーには、ベビーフードの開発をしたいと考えて入社。研究部門でベビーフードの開発を5年、パスタソースの開発を10年担当した後、キユーピー マヨネーズの開発担当に。

  • 料理のたのしさ、
    心の幸せを
    マヨネーズで届けたい。

    私は、キユーピー マヨネーズをはじめとするマヨネーズカテゴリーの商品開発を担当しています。
    キユーピー マヨネーズを大きく変えることは難しいですが、将来にわたってお客様に愛され続けるためにはどうしたら良いかを常に考えています。お客様の声の本質に目をむけ、細かなテーマから、何年もかけて進める大きなテーマまでを起案しています。

    開発担当としては、おいしさに加えて、「お料理を作るたのしさ、食べるたのしさもお客様にお届けしたい」という想いがあります。
    例えば、350gのマヨネーズは3つ穴のキャップになっていて、3本の線がきれいにかけるんです。まんべんなくかけられる、子どもが野菜にたのしくかけて食べてくれたといったお客様の嬉しい声をいただきます。そういった「たのしさ」というところもキユーピー マヨネーズとしてお届けしていきたいです。
    また、調理に使うことで、卵焼きがふっくらしたり、ハンバーグがジューシーになったり、お料理のおいしさがワンランクアップするメリットもどんどんお伝えしていきたいと考えています。
    「おいしいな!」「たのしいな!」と感じることは、心の幸せにつながるのではないでしょうか。マヨネーズで、少しでも温かい気持ちになっていただければと思っています。

  • もっと良くしたい!
    部署同士の議論で感じる
    みんなの熱い想い。

    商品開発は、お客様のことや市場動向などを見て、味、容器、包材を検討し、できた商品をお客様にお届けするまでが仕事です。
    デザイン1つとっても、時代に合わせて少しずつ変えています。例えば、パッケージの赤い網目。よりスタイリッシュにみせるために、細く調整しました。また、グローバル対応として、英字で「KEWPIE MAYONNAISE」を加えるなど進化しています。
    包材担当や、研究、品質保証、生産の担当など、立場の異なる部署同士で打合せをすると、それぞれマヨネーズに対する想いがあるので議論が白熱することもあります。でも、みんなに強い想いがあるからこそ、マヨネーズは100年近く磨き続けられてきたのだと日々感じています。

  • お客様の意外な使い方が
    開発のヒントにつながる。

    私自身がこだわっていることは、マヨネーズのおいしさはもちろんですが、その先にいるお客様の存在です。お客様がどのように使ってくださっているのか、どんな気持ちで召し上がっていただいているのかを常に意識するようにしています。
    お客様の考えを知るために調査会社にリサーチをお願いすることもありますが、直接お客様の声を伺うことを心がけています。
    最近も「マヨネーズが大好きです」「無くてはならない存在」とおっしゃるお客様方を目の当たりにしました。素直にうれしく感じるとともに、お客様のこの笑顔のために、本気になって商品を磨いていかなくてはならない!と使命感が高まりました。
    お客様からたのしいアイデアをいただくこともあります。
    先日も「マヨネーズが最後に少し残ったら、容器にホットケーキミックスを入れてシャカシャカ振って、星型の口を利用してチュロス(棒状のお菓子)を作っています」というお客様がいらっしゃいました。
    お客様の一人ひとりのご意見を大切に開発に取り組んでいます。

  • サステナビリティは、
    進化するチャンス。
    未来まで考えて。

    キユーピー マヨネーズは、ずっと愛され続ける商品であるために、サステナビリティの観点からプラスチック削減のための取り組みを進めています。
    会社として2030年までにプラスチック削減30%という具体的な目標を掲げていますので、それに対してキユーピー マヨネーズという商品に何ができるのか。現在の資材や原料がそのまま使えるのかどうかに危機感を感じてもいますが、「今が変わるチャンス!」と前向きに捉えて、進化の道を探っています。
    私が100年後の未来まで見られるかは分かりませんが、「100年後の生活は?マヨネーズはどうなっているだろう?」ということまで考えながら、今何ができるかという議論を深めています。
    キユーピー マヨネーズは2025年には発売100周年を迎えます。2025年には、お客様と一緒に100周年を笑顔で祝いたいです。

  • 中村友美さんの
    イチオシレシピ!

    グラタンです。子どもの頃、母が野菜のたくさん入ったグラタンをよく作ってくれたので、それにマヨネーズをかけて食べるのが好きでした。今も自分でよく作ります。でも最後の晩餐だったら、すごくシンプルに、ゆで卵にマヨネーズをかけて食べるかも(笑)。マヨネーズのおいしさをたのしみたいですね。