キユーピー マヨネーズ

原料

キユーピー マヨネーズの主原料は
卵黄、植物油、酢の3つ。
「良い商品は良い原料からしか生まれない」
というキユーピー創始者である
中島 董一郎の想いを大切にしています。

マヨネーズの配合例 植物油 70% 卵、酢 調味料、香辛料 30%
  • キユーピー マヨネーズは卵黄を使っていて、「450gのマヨネーズには卵黄が3.6個」入っています。原料の卵は鮮度のよさはもちろん、鶏のエサや水、衛生面に関することまで指定農場と相談し、定期的に確認しています。そして卵で特に大切なのが鮮度。新鮮な卵でなければ、割卵機で卵黄と卵白をきれいに分けることもできません。そこで、卵が工場についたらすぐに鮮度チェックを行い、基準に適合していることを確認しています。卵は傷みやすく衛生的に管理する必要があります。

  • 植物油

    キユーピー マヨネーズでは菜種油や大豆油などをブレンドした植物油を原料に使用。その精製工程は調達先と細かいところまで確認し合っています。こうして設けた「キユーピースペック」と呼ばれる独自の基準は、安全でおいしい商品づくりを支えています。また、調達先からあらかじめサンプルを取り寄せ、調査を行い、合格した原料だけを受け入れています。その合格した植物油は、私たちのグループの車両で調達先まで受け取りに行っています。植物油の基準づくり、製造、品質確認、輸送まで、すべてに私たちは関わっているのです。

  • かつて、日本で製造されている酢は米などを原料にした和風の酢が主体で、洋風調味料であるマヨネーズが合う酢の入手は困難でした。そこで私たちは、1962年に専門会社であるキユーピー醸造を作り、試行錯誤の末、リンゴ果汁やモルトなどを原料にキユーピー独自の技術で醸造した風味豊かな「マヨネーズ専用酢」をつくりあげました。

  • マヨネーズは保存料を
    使っていません

    マヨネーズに含まれる酢や食塩には、細菌の繁殖をおさえる力、すなわち防腐作用があります。
    この力は相当なもので、マヨネーズに病原菌を添加しても、すみやかに減少するというデータがあります。この力のおかげでマヨネーズは保存料を必要としないのです。

    マヨネーズ中の食中毒菌の消長 (試験的に病原菌を添加した場合)出典:キユーピー(株)データ
  • マヨネーズの塩味を「濃く」感じる人が多いようですが、大さじ約1杯(15g)あたりの食塩相当量は0.3gです。 「塩少々」が0.5g程度と言われていますが、それよりも少ない量です。さらに糖質量も他の調味料と比べて、少量です。

    調味料の塩分量比較 15g(約大さじ1杯)あたりの塩分相当量(g)
    調味料の糖質量比較 15g(約大さじ1杯)あたり

    出典:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」