キユーピー マヨネーズ

広がるマヨストーリー 03

「万能調味料」として
広がってきたことを実感しています。

2023.03.30

家庭用本部 調味料部 マヨネーズチーム

Matsuoka Atsuki

家庭用商品の営業として主に卸店・スーパーを担当後、現在の部署に着任。マヨネーズカテゴリー全般の販売方針を立案し、企画・PR施策の組み立てを担当。

家庭用本部 販促企画チーム

Kobayashi Mikako

マヨネーズやドレッシング、パスタソースなど家庭用商品全般のメニュー開発を担当。

  • マヨネーズの
    「万能調味料」としての
    魅力をメニューで発信。

    ――松岡さん、小林さんの主な仕事を教えてください。

    松岡:マヨネーズカテゴリーの販売促進担当として、自社サイトや店頭でのプロモーションなどを企画することが主な仕事です。
    マヨネーズは、サラダにかける、野菜につける、パンに塗ることから始まり、現在は炒める時に油の代わりに使ったり、野菜にかけてトースターで焼くなど、使用用途がひろがってきました。マヨネーズというとサラダに使うイメージがありますが、実は2020年にはサラダ以外で使われる割合が50%を超えているほど様々な用途で使われています。マヨネーズは「万能調味料」になっていて、今その魅力をお客様にお伝えすることに力を入れています。
    小林:私は、松岡たちの企画に沿って、メニューの開発を行っています。

  • 卵黄のコクとうま味で
    炒め物をおいしくする
    「マヨソテー」。

    松岡:中でも長年取り組んでいるのが、「マヨソテー」の提案です。キユーピー マヨネーズの主な原料はとてもシンプルで、植物油、卵黄、お酢の3つ。油分を含んでいますので、油の代わりにお使いいただけます。
    特にキユーピー マヨネーズは卵の黄身をたっぷり使った卵黄タイプのマヨネーズなので、野菜を炒めるとコクとうま味がプラスされ、いつもの炒め物を簡単にワンランクアップさせることができるんです。その魅力をCMや自社サイト、店頭で積極的に発信しています。
    当初は「マヨネーズ1本で味が決まる!」という提案をしていましたが、さまざまな調査やマヨネーズ好きが集うファンコミュニティの声を調べてみると、自分が好きな調味料とマヨネーズを組み合わせて楽しんでいることが分かりました。そこで2019年からは「みそマヨソテー」など、他の調味料との組み合わせで味のバリエーションを簡単にひろげられるメニューの提案を増やしています。

  • 「合わせマヨ」との
    掛け合わせで、
    メニューをより多彩に。

    松岡:小林さんにマヨソテーのメニュー開発をお願いすると、だいたい10個ぐらいメニュー案が出てきます。

    ――それは、すごい。そんなにたくさん提案するのは大変ではないのですか?

    小林:マヨネーズはいろいろな調味料や食材と合うので、メニュー提案の幅は比較的簡単にひろげることができます。以前、思い切って100種類の組み合わせを作ってしまおうと考え、「合わせマヨ100」という企画を実施しました。
    マヨネーズは何にでも合うので、結局100種類以上の組み合わせができてしまい、数を絞ったほどです。何を残すか迷いました。私のおすすめは「クリームチーズマヨ」で、せん切りにしたにんじんとあえるとおいしいですよ。
    先ほどの「マヨソテー」も、「合わせマヨ」と掛け合わせることでメニューにひろがりを生むことができています。

  • 会話やテレビ、
    母の手料理で感じる
    「万能調味料」の浸透。

    ――「万能調味料」としての使い方は、だいぶ浸透してきましたか?

    松岡:「万能調味料」としての魅力を伝えることは、実は非常に長く取り組んできています。
    食文化を変えることは難しいことだと思いますが、継続してメニュー提案を行ってきたことで、テレビやSNSなどで料理のコツとして取り上げられたり、母が油の代わりに使ってくれていたりするので、徐々に浸透してきているのかなと感じています。

    小林:友人からも、「マヨネーズを食卓だけでなく、キッチンで使う頻度が高くなった」とよく聞きます。「卵液にマヨネーズを入れるとふわふわのたまご焼きが作れる」という話などは、いろいろなメディアで目にしますね。

  • 天ぷらがカラッと
    揚がるなど、
    料理のお助け役にも。

    ――「万能調味料」として使われ出した理由は、マヨソテー以外にもありそうですか?

    小林:マヨネーズを使うことでおいしくする“裏ワザ”的な効果や、手間を省けるメリットもあります。
    例えば、天ぷらの衣に入れる卵をマヨネーズに代えればカラッと揚がります。
    海老フライも、海老にマヨネーズを塗ってパン粉をつけてトースターで焼くだけで、油で揚げずに作れます。
    また、パサつきがちな鶏むね肉もマヨネーズに漬け込んでから焼くと、しっとりジューシーに仕上がります。先ほどご紹介した「合わせマヨ」のように、マヨネーズとさまざまな調味料を合わせたタレに漬け込んだメニュー開発など、メリットを掛け合わせた提案するよう心がけています。

    料理を楽しくする“お助け役”にもなることができていると思います。

  • マヨネーズの活かし方は
    さらにひろがる。

    ――マヨネーズの新しい使い方は、まだ発掘できそうですか?

    松岡:調理法自体は、焼く、炒めることの他にもたくさんありますので、これからもひろげていける可能性は高いと思っています。
    「マヨソテー」「合わせマヨ」などメニューをひろげてきましたが、開発されたメニューを試食するたびに「こんなおいしさもあるのか!」という発見があります。
    お客様ご自身でもいろいろなメニューを試していただければ、レパートリーもどんどん広がり、料理をますます楽しんでいただけると思います。

  • 松岡厚季さんの
    イチオシレシピ!

    今一番のお気に入りは「鶏ムネ肉とズッキーニのカレーマヨソテー」です。カレー風味にマヨネーズのコクとうま味が加わる上に、鶏肉がしっとりやわらかく仕上がります。

  • 小林美香子さんの
    イチオシレシピ!

    揚げなすのポン酢マヨがけ」がおすすめです。なすを揚げ焼きにして、ポン酢とマヨネーズをかけて青じそを乗せるだけですが、とてもおいしいです。