キユーピー マヨネーズ

広がるマヨストーリー 04

マヨテラスでは会話も楽しめる
見学になるよう工夫しています。

2023.05.01

マヨテラス運営チーム

Yamaguchi Ruriko

工場でマヨネーズづくりの現場を経験した後、工場見学案内を担当。見学施設「マヨテラス」の新設時に企画段階から参画し、オープンとともに着任。

  • マヨネーズの
    “なるほど!”が
    詰まった見学施設。

    マヨテラスは東京都調布市仙川町にある、キユーピー マヨネーズのことをたのしく学べる見学施設で、歴史やおいしさのひみつ、ものづくりへの想いや工夫などをご紹介する、マヨネーズの“なるほど!”がいっぱい詰まったミュージアムのような施設です。
    マヨテラスではお客様との対話をとても大切にしているので、お客様をアテンドする者を「コミュニケーター」と呼んでいます。私もその一人として働いています。

  • 配属初日に、
    工場見学の仕事に
    ひとめぼれ。

    私はキユーピー人形とキユーピー マヨネーズが大好きで、キユーピーに入社しました。最初に配属されたのは、以前ここにあった仙川工場の割卵係。配属初日、工場内で音楽が流れ出したので「なんだろう?」と思って見上げたところ、子どもたちが窓越しに私たちを見ていました。小学校の社会科見学でした。私はとっさに「あの仕事がやりたい!」と思ってしまい、その日のうちに上司に「工場見学の案内担当の部署に異動したい」と伝えに行きました。
    今思えば当たり前のことですが、「案内役は現場を知る者だからできる仕事」と教えてもらい、3年間現場で働いた後、念願の工場見学の仕事に就かせてもらえました。
    2011年3月に仙川工場が閉鎖になり、一旦は見学の仕事から離れてしまったのですが、跡地にマヨテラスがオープンし、再び大好きな仕事に戻ってくることができました。とても幸せです。

  • 4つのユニークな部屋で
    楽しみながら
    マヨネーズを学べる。

    マヨテラスは、4つのエリアに分かれています。1つ目がマヨネーズの歴史やキユーピーの歩みを知っていただくキユーピー ギャラリー。2つ目がマヨネーズ容器の形をしたマヨネーズドーム。ここではマヨネーズのおいしさのひみつをお伝えします。
    工場の様子を体感できる部屋が3つ目のファクトリーウォーク。衛生面のこだわりを知っていただくために、最初にエアシャワーを体験していただきます。風が吹き出る通路を、両手を上げたキユーピーちゃんポーズでクルクル回りながら進んでいただくと、とっても盛り上がります。中では、1分間に600個の卵を割る割卵機の紹介などを通じて、おいしいマヨネーズを届けるための工夫や働く人たちの想いをお伝えしています。
    最後の4つ目は、調理や試食ができるキユーピー キッチン。野菜を摂ることの大切さや、おいしいレシピの紹介、そしてマヨネーズの試食などを楽しんでいただいています。

  • お客様との対話が
    生まれる工夫を
    たくさん盛り込んで。

    マヨテラスでは、コミュニケーターが一方的に話すのではなく、私たちとお客様との対話や、お客様同士の会話も楽しんでいただけるよう様々な工夫をしています。
    例えばマヨネーズドームの椅子の配置。両サイドに並べることで、お客様とコミュニケーターと対話が自然と生まれる造りになっています。
    説明パネルも文字を減らし、コミュニケーターが自分の言葉でお伝えすることで、単なるご案内ではなく、想いまでお届けできるよう心がけています。
    私たちには「ご家庭が明るく、楽しい食卓であってほしい」という願いがあります。今は家庭や食卓での会話が減る傾向にあると聞きますが、「この見学に来てから家族との会話が増えた」という話もアンケートの回答でよくいただきます。この一本のマヨネーズで、いろんな人を幸せにできる。そう感じられるエピソードです。コミュニケーターがお客様に合わせて話題や体験を選ぶことで、ご家庭での会話が増えて、絆を深められるきっかけになってくれたら、これほどうれしいことはありません。

  • お客様といっしょに
    つくる見学だから、
    何度来ても新しい体験に。

    マヨテラスは、お客様とコミュニケーターでいっしょにつくり上げていく見学だと感じています。お越しになったお客様の年齢や興味などに応じて、ポイントは押さえつつも話す内容を変えています。
    お母様方が多ければ食育の話題を交えたり、小さなお子様が多ければお子様でも作れるレシピをご紹介したり。その時のお客様に応じて、ためになる情報やトピックをお届けしています。だから私たちコミュニケーターもいつも新鮮な気持ちでご案内を楽しめるのだと思います。
    またコミュニケーターの一人ひとりが自分の言葉でお伝えしていくので、見学の雰囲気も人によって変わります。コミュニケーターによって全然違うおもしろさがあるので、何度訪れても新しい見学として楽しんでいただけるのではないでしょうか。

  • 「生涯キユーピーファンに
    なっていただけたら」
    という想いで。

    マヨネーズが好きとか、キユーピーちゃんがかわいいとか、何かきっかけがあって来ていただいたお客様が、見学を終えた時に「生涯キユーピーファン」になっていただけたら本当にうれしいですね。
    私自身、キユーピーのことが大好きなんです。実際に工場で働いて、現場で自分が卵を割ったり卵を加工したりする中で「大切な人に食べてもらいたい」と思ってつくってきた経験をしていますので、そんな私たちの想いを一人でも多くの方に知ってもらいたい。そして、私と同じくらいキユーピーのファンになっていただけたらという気持ちでいつもご案内しています。心を込めてアテンドすることで、多くのお客様にきっと想いが伝わってくれていると信じています。

  • 山口ルリ子さんの
    イチオシレシピ!

    椎茸のみそマヨ焼き。大好きなんです。子どもと一緒に作ってみました!椎茸の軸を取って、合わせみそ1に対してマヨネーズ3の割合で混ぜたソースを入れて、グリルで焼くだけ。すごくおいしいです。ごはんが進みます。