たこ特集

サラダからおつまみまで、いろいろなレシピで「たこ」をたのしむレシピをご紹介します。

旬は関西が産地のたこは夏/関東以北が産地のたこは冬

一般的に食用となるたこというと「マダコ」を指します。

他に「ミズダコ」「イイダコ」「ヤナギダコ」などの種類があります。

産地によって旬が違い、関西(兵庫、福岡、香川など)では夏、関東以北(北海道、青森、福島など)では冬とされています。

兵庫県の明石や神奈川県の佐島はたこの名産地として有名で、とくに「西の明石、東の佐島」と呼ばれるほどです。

関西の旬のたこは麦わらができる頃(6〜7月)に水揚げされるため「麦わらだこ」と呼ばれており、とても重宝されています。


選ぶポイント

表面の皮がしっかり付き、足が太くしっかりしていて、吸盤の間隔や大きさがきれいに揃ったものを選びましょう。
「生だこ」は吸盤の吸い付く力が強いものを、「ゆでだこ」は弾力のあるものといった選び方もできます。
「ゆでだこ」は表面にぬめりや、足と足の間の皮に、はげがあるものはさけた方が良いでしょう。


下ごしらえ

たこは足の先でいろいろなものに触れており、細菌などの付着が多いため下ごしらえの際にカットします。
まず、胴をくるっと裏返し、内臓を丁寧に取り除いたら、しっかりと水で洗います。次に胴を元に戻し表面に塩をふり、全体を強く揉みながらぬめりを取っていきます。
だんだんぬめりが泡となり流れてくるので洗い流します。これを3、4回繰り返し、ぬめりがとれたらきれいに水洗いします。


代表的なたこレシピ

【和食】 ゆでだこ、煮物、刺身、天ぷら、たこめし、酢物、鍋物、たこ焼きなど。
【洋食】 マリネ、カルパッチョ、パスタ、オムレツ、フリットなど
【中華】 タコキムチ、炒飯、チヂミなど。

●その他の調理方法
甘辛い味付けで大人も子供もたのしめる「たこの桜煮」。大きめの鍋に塩を一握りいれて茹でたたこを、しょうゆ、塩、砂糖で作った煮汁で30分ほど煮付けて、4~5時間おいて味をしみ込ませればできあがりです。


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