余熱で仕上げてふんわり!
厚焼きたまごサンドの基本レシピ

ふわふわの厚焼きたまごを挟んだボリュームのあるたまごサンドイッチ。たまごは巻かずに余熱でふっくら仕上げます。

  • 調理時間 30分
  • エネルギー 317kcal
  • 食塩相当量 1.6g
  • 野菜摂取量 2g

※エネルギー・食塩相当量・野菜摂取量は1人分の値

材料(2人分)

食パン(8枚切り) 2枚  
3個  
A 顆粒和風だし 小さじ
1/2
 
A 水   50ml
A 砂糖 小さじ1  
A 塩 少々  
サラダ油 小さじ1  
B キユーピー マヨネーズ 大さじ1  
B 練り辛子 小さじ
1/2
 

つけあわせ

パセリ 適量  

このレシピに使われている商品

作り方

1卵を溶く

卵を溶き、A(顆粒和風だし、水、砂糖、塩)を混ぜ合わせる。

調理のポイント

卵の上手な割り方のコツ

卵を割るときは、平らな面に打ちつけてひびをいれます。角で割ってしまうと、細かい殻が卵の中に入ってしまうことがあります。

卵の溶き方のコツ

卵をかき混ぜるときに、クリームを泡立てるように空気を入れ込んでしまうと、きめが粗い仕上がりになってしまいます。
菜箸の先をボウルの底につけたまま、卵白を切るように動かし、卵黄と卵白を均一に混ぜると、焼き上がりがきれいです。
少し手間がかかりますが、ざるに入れて2回ほどこすと仕上がりがきれいになります。

2厚焼きたまごを焼く

卵焼き器にサラダ油を入れ、かすかに煙がでるくらいまで中火で熱する。1の卵液を一気に流し入れる。菜箸で底から大きく混ぜ、半熟状になったら弱火にし、ふたをして1分加熱し火を止める。フライ返しで半分に折りたたみ食パンと同じくらいの大きさに整え、ふたをして2分ほど置き余熱で固める。フライ返しで上下を返し、ふたをしてさらに1分ほど置き、余熱で固める。

菜箸で底から大きく混ぜ、半熟状に
ふたをして1分加熱し火を止める
フライ返しで半分に折りたたむ

調理のポイント

厚焼きたまごを焼くとき菜箸で底から大きく混ぜ卵を半熟状にすることで、外側が焦げにくくなり、卵液全体に火が通りやすくなります。

卵焼き器に合うふたがない場合は、アルミホイルで代用できます。
卵焼き器を熱する前に、あらかじめ卵焼き器の大きさに合わせてアルミホイルのふたを作って使用しましょう。

余熱で固めることで、厚焼きたまごが、焦げすぎずに、ふっくらおいしく仕上がります。

厚焼きたまごは、卵焼き器をよく温め、中火で短時間で焼きます。

焼くときの温度が100℃以上になると、卵中を自由に動ける水分が瞬時に蒸発し、同時にたんぱく質が凝固するので、きめ細かい仕上がりになります。

卵焼き器に卵液を一気に流し入れると、中が蒸し焼き状態になるため、冷めても柔らかいふわふわの厚焼きたまごができます。柔らかい厚焼きたまごは、ふわふわの食パンとよくなじみます。

卵焼き器の半分の大きさが、食パンのサイズと同じなので、フライ返しで半分におりたたむとサンドイッチが作りやすいサイズになります。

3厚焼きたまごの形を整える

キッチンペーパーを敷いたバットに取り出し、熱いうちに四角形に包んで形を整える。

調理のポイント

厚焼きたまごは、少々形がくずれても、熱いうちであれば、きれいな形に整えることができます。

4辛子マヨネーズを作る

B(マヨネーズ、練り辛子)を混ぜ合わせて辛子マヨネーズを作る。食パンそれぞれの片面に辛子マヨネーズをぬる。

おいしさのポイント

食パンに辛子マヨネーズをぬると、食パンに水分や油がしみ込むのを防ぎ、パンと厚焼きたまごがしっかりくっつきます。

マヨネーズに辛子を混ぜると、味のアクセントになります。

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5食べやすい大きさに切る

粗熱がとれた3をはさむ。ラップに包んで5分ほどなじませ、ラップをはずし、耳を切り落として食べやすい大きさに切りパセリを添える。

ラップに包んで5分ほどなじませる

調理のポイント

切る時は、上から一気に力を加えず、包丁を前後に動かしながら切りましょう。パンがつぶれず、厚焼きたまごもはみ出しにくくなります。

切る包丁は、パン切り包丁よりも、刃先が長く、よく切れる包丁がおすすめです。パン切り包丁は、刃が波打っているために、厚焼きたまごがずれやすいからです。

[豆知識]

たまごサンドイッチのパン
たまごサンドイッチには、切った断面が四角形の「角食パン」がおすすめです。型に入れてふたをして焼くため、中はしっとりとやわらかく、きめが細かくもちもちとした食感が特徴です。やさしい味わいなので、厚焼きたまごによく合います。

食パンの厚さと具材の関係

  • 12枚切り(約10mm)、10枚切り(約12mm)
    「サンドイッチ用食パン」とも呼ばれ、薄切りの野菜やハム、たまごサラダなどやわらかいもの、シーチキンなどを使ったペースト状のもの、フルーツサンドなどあまり厚さがない具におすすめです。
    市販の食パン“サンドイッチ用”は、耳を切り落とす手間もなく手軽に利用できます。
  • 8枚切り(約15mm)
    厚焼きたまご、とんかつ、ハンバーグなど厚みがあって存在感のある具や、BLTサンド、ホットサンドにもおすすめです。

[卵焼き器について]

卵焼き専門の道具。フッ素樹脂加工、鉄製、銅製などがあり、サイズもさまざまです。
フッ素樹脂加工のものは、卵がくっつきにくいので、最小限の油で焼くことができます。昔ながらの銅製のものは、熱をすばやく伝えるので、香ばしくふんわりと焼きあがります。
卵焼き器がない場合は、直径20㎝のフライパンでも同じように作れます。
その場合はフライ返しで半分に折りたたむタイミングで四方を折りたたみ、食パンと同じくらいの大きさに整えます。卵焼き器のようなきれいな四角形にはなりにくいですが、サンドイッチの具なので問題ありません。

たまごサンドイッチのバリエーション


まとめて押さえておきたい!
卵料理の基本レシピ

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