沸騰したお湯に水を足して最適な温度に。
黄身も白身も、とろりと美味しい!
- 調理時間 40分
- エネルギー 77kcal
- 食塩相当量 0.2g
- 野菜摂取量 0g
※エネルギー・食塩相当量・野菜摂取量は1人分の値
材料(4個分)
卵(Mサイズ) ※冷蔵庫から取り出した直後の卵 ※おすすめする理由はこちら |
4個 | |
---|---|---|
熱湯 | 5カップ | 1,000ml |
水 | 1カップ | 200ml |
作り方
1鍋に水を入れてお湯を沸かす
鍋に水5カップを入れて加熱する。沸騰したら火を止め、水1カップを加え温度を下げる。
調理のポイント
お湯の温度を65~70℃に保つ
卵白は57℃くらいから少しずつ固まる反応が始まり、60~65℃で白くやわらかいゼリー状になり、70~80℃で完全に固まります。
卵黄は、65℃くらいから固まり始め68~70℃でしっかりと固まります。
お湯の温度を65~70℃に保つと、卵黄だけが半熟に固まって、卵白はやわらかい温泉卵ができます。
常温にもどさず、冷蔵庫から出したての卵を使う
常温は季節によって温度が異なりますが、冷蔵庫の卵は温度がいつも一定しているため、毎回思った通りの固さに仕上げることができます。
加える水は水道水でOK
加える水(水1カップ)は水道水でOKです。水道から出てすぐの状態を加えてください。常温にしたり、冷やす必要はありません。
暖かい時期は水道水の温度が20℃以上になるので、氷を少し入れて15℃くらいに水温を下げてください。(10℃以下の冷水にする必要はありません。)
2卵を加熱する
冷蔵庫から取り出した直後の卵を、おたまなどを使って割れないようにそっと入れて、蓋をして30分おく。
調理のポイント
厚手の鍋で最適な温度を保つ
冷蔵庫から取り出した直後の卵を使うので、卵を入れた後、65~70℃にお湯の温度を保つことが成功のポイントです。そのために、お湯の量と卵の量は必ず守り、お湯の温度を保つために、できるだけ厚手の鍋を使用してください。
鋳物製ホーロー鍋のように保温性が高い鍋を使う場合は、保温時間を半分の15分程度にできるので、鍋によって調整してください。
卵全体が常にお湯に浸かるように
鍋は直径18cmか20cmのものを使うと卵全体がお湯に漬かります。それよりも大きい鍋の場合は卵の上部がお湯から出るので、キッチンペーパーを卵の上部にかぶせて、卵全体が常にお湯に浸かるようにしましょう。
おいしさのポイント
30分で黄身が半熟状になりますが、黄身をもう少しやわらかくとろっと仕上げたいときは20分くらいで引き上げてください。
3水につけて冷ます
5分を目安に冷水で冷まします。
調理のポイント
冷水にとる理由
水につけて冷ますことで、卵の中心に残っている熱をとります。
暖かい時期は氷を少し入れる
水道水が15度以下の時期(11~4月)は水道水そのままで大丈夫です。
暖かい時期は水道水が20℃以上になるので、氷を少し入れて10℃以下の冷水にした方がよいです。
まとめて押さえておきたい!
卵料理の基本レシピ
-
ゆで卵の基本レシピ
お湯からゆでて好みの固さに!
冷蔵庫から出してすぐの卵を使おう! -
目玉焼きの基本レシピ
黄身はとろっと、白身はカリッと!
フタなしで綺麗に焼ける! -
温泉卵の基本レシピ
黄身も白身もとろりと美味しい
温度計なしでも適温で作るコツ -
煮卵の基本レシピ
全体に味がしみておいしい
少ない煮汁で上手に作る方法 -
卵焼きの基本レシピ
巻く時のコツが分かる!
卵の溶き方がポイント -
だし巻き卵の基本レシピ
ふんわり仕上げるコツが分かる!
余熱で固めるのがポイント -
オムレツの基本レシピ
なめらかできれいな形のオムレツを作る!
調理のポイント5つをご紹介 -
オムライスの基本レシピ
きれいな形に包むコツ!
卵の溶き方と形の整え方をご紹介 -
親子丼の基本レシピ
とろ~り仕上げる!
ふわとろのコツは卵の混ぜ方にあり -
卵チャーハンの基本レシピ
卵とご飯だけでこんなにおいしい!
パラパラに仕上げるコツは? -
たまごサラダサンドの基本レシピ
卵のベストなゆで時間は?
黄身と白身を分けるのがポイント -
厚焼きたまごサンドの基本レシピ
余熱で仕上げてふんわり!
巻かずに仕上げるのがコツ
[温泉卵とは]
温泉卵とはゆで卵の一種で、黄身が半熟状態で、白身は固まりはじめた状態のものです。温泉のお湯で作ったり、温泉旅館の朝食で出されたりすることが多いのが名前の由来です。